Column

自分へのお祝い、または彼氏・彼女、大切な方からのプレゼントでもらったアクセサリー。
いつまでも綺麗なまま、身に着けていたいものですよね。
しかし、アクセサリーはどれも繊細です。丁寧に扱ってあげないと、美しさを保つことはできません。
ここではそんなアクセサリーの正しい保管方法を紹介していきます。

シルバーアクセサリーの保管方法

いつもつけっぱなし、または外してそのまま放置していて気づいたら黒ずみが・・・。
なんて経験ありませんか？
銀（シルバー）が黒ずみの原因は空気中の水分や硫化水素と触れてシルバーの表面に硫化銀ができてしまうことです。
ですので、黒ずみを防ぐ簡単な方法はアクセサリーを空気に触れないようにすることです。
ユニパック（チャック付ポリ袋）ならば、外の空気とアクセサリーを完全に隔てることが出来るので、シルバーアクセサリーの保管にオススメです。この際、空気を抜いて圧縮するのがポイントです。
ピアスなどの場合は、一つの袋に詰めてしまうとお互いの金属部分で傷つけあってしまう事があります。ですので、片耳ずつ別々の袋に入れて保管することをオススメします。

保管するときのポイント

汗や皮脂などの汚れ、化粧品や香水の付着などもシルバーの変色の原因となりますので、外した後、袋にしまう前に必ずアクセサリー専用のクロスか、柔らかい布で軽く汚れをふき取ってください。

ゴールドアクセサリーの保管方法

シルバーに比べて、変色に強いゴールドアクセサリー。
シルバーアクセサリーの様に手の込んだ保管方法をしなくても、綺麗な状態は続いてくれます。
しかし、ゴールドコーティングなどは傷がつきやすい素材です。
ジュエリーボックスでほかのアクセサリーとまとめて保管するときには仕切りを用意するなどして、傷つかないような工夫が必要です。

パールアクセサリーの保管方法

真珠（パール）は硬度が低くとても柔らかい宝石です。
硬度の高いダイヤモンドなどの宝石と一緒に保管してしまうと、簡単に傷がついてしまい瞬く間に光沢が失われていってしまいます。
パールを保管する際は、仕切りのついたジュエリーボックスを利用するか、パール専用のボックスを用意しましょう。

極端な湿気や乾燥、湿気と乾燥の繰り返しを嫌うパール

乾燥によってパール自身の水分が失われ、一度枯れて収縮状態になります。続けて湿気にみまわれたとき、パールは水気を吸収し膨張してしまい、真珠層にヒビが入ってしまう事も・・・。
温度の急激な変化にも弱く、紫外線など、光にも弱い傾向があります。
ですので、パールを保管するときは、パール専用のジュエリーボックスを用意して、直射日光の当たらない場所で保管しましょう。
このときタンスに収納する場合は、防虫剤に気を付けましょう。変色の原因となります。
そんなパールのジュエリーボックスには「桐箱」を使うことが理想とされています。
「桐」は、周囲が乾燥した時、自分の持っている水分で乾燥を防いでくれる性質があり、逆に湿度が高くなった時、「桐」が湿気を吸収して湿度の上昇を防いでくれるのです。
パールにとってはまさに、理想の保管場所と言えます。

ダイヤモンド・プラチナ類アクセサリーの保管方法

ダイヤモンドやプラチナは、傷にも酸にも強く、保管するときに特別な手間は必要ないとされています。
汚れが付着しやすい性質になっているので、2,3日に一度は柔らかい布で軽く汚れをふき取ってあげましょう。
長く放置してしまうと、変色の原因になってしまうので注意が必要です。

最後に

妻やお友達からのプレゼントだったり、大事な人からの贈り物だったり、アクセサリーには大切な思い出が付いてくるもの。
そんな思い出と一緒にいつまでもアクセサリーを綺麗なまま残しておくために、正しい保管方法を意識するようにしましょう。